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ヒダテン!ボイスドラマ

ヒダテン!ボイスドラマ

By: Ks(ケイ)、湯浅一敏、飛騨・高山観光コンベンション協会
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Summary

飛騨高山を舞台にした珠玉のボイスドラマをお届けします。コミュニティFM Hit's FM(Hida Takayama Tele FM) で放送中の人気ラジオ番組! ヒダテン!のCV声優10名 が入れ替わりパーソナリティを務める「Hit’s Me Up!(ヒッツ・ミー・アップ!)」の中で放送されているボイスドラマです!ボイスドラマを通じて飛騨高山の魅力に触れてみてください! <番組の特徴> ・ 飛騨高山を舞台にしたボイスドラマを多数制作! これまでに100本以上の作品を発表し、地元の魅力を物語として発信 ・ 放送情報   放送局1: Hit's FM(Hida Takayama Tele FM)   放送時間:毎週金曜10:30-11:00/毎週土曜13:30-14:00   放送局2: FMらら(FMラインウェーブ株式会社)   放送時間:毎週金曜13:00-13:30   配信:Spotify、apple(iTune)ミュージック、amazonミュージック、YouTubeミュージック、CastboxなどのPodcastで番組とリンクして配信中! 飛騨高山の美しい風景とアニメ文化をつなぐ、唯一無二のラジオ番組! 「Hit’s Me Up!」を聴けば、新たなエンタメの扉が開きます!Ks(ケイ)、湯浅一敏、飛騨・高山観光コンベンション協会 Drama & Plays
Episodes
  • ボイスドラマ「NAGACHIKA/前編」
    May 15 2026
    本能寺の変。燃え盛る二条御所で、織田信忠を救おうとしていた戦国武将・金森長近。しかし次に目を覚ますと、そこは2026年の高山の高校だった。歴史好き女子高生・知花の体に入った長近は、現代の“歴史”と向き合うことになる。飛騨高山を築いた名将・金森長近。その知られざる想いを描く、「ヒダテン!」歴史ファンタジー作品!【ペルソナ】・金森知花(ちか/17歳/CV:坂田月菜)=高山市街地の高校2年生。レキジョで剣道部・織田信乃(しの/17歳/CV:坂田月菜)=知花の親友。少しだけわがまま・金森長近(ながちか/59歳=本能寺の変の時点での年齢/CV:日比野正裕)=知花と入れ替わる・明智光宏(あけち先生/55歳=本能寺の変の光秀の年齢/CV:日比野正裕)=実は生徒思いの教師【プロローグ:1582年/京都・二条御所「本能寺の変」】◾️SE:襖を開く音『なに!明智光秀が謀反だと!?』『信長様は自害?まことか、まことの話か!』『嫡男(ちゃくなん)の信忠(のぶただ)様は?・・・逃れて、二条御所へ?』『行くぞ!長則(ながのり)!二条御所じゃ!なんとしても信忠様をお守りせねば!』◾️SE:燃え盛る炎の音『遅かったか!おのれ!光秀!御所に火を放つとは!正気の沙汰か!』『ええい!放せ!長則!止めるでない!』『信忠様〜!この長近めがすぐに参りまするぞ〜っ!』◾️SE:炎の轟音【シーン1:2026年/高山市街地の高等学校】◾️SE:学校のチャイム「ハッ!ど、どこじゃ?ここは!」◾️SE:教室の扉を開ける音「はーい、席についてー。歴史の授業、始めるぞー」「信忠!信忠様は!?」「ちょっとぉ、知花。大丈夫?寝ぼけてんの?明智先生、こっち見てるよ」「明智!明智だと!?」「しっ。だまって」「じゃあ、先週の続きなー。織田信長の天下取りまでやったから・・・」「こやつ、上様を呼び捨てに!」「だから、静かにして、って」(※ここ、小声で)「う、うむ。わかった。して、お主は?」(※ここも、小声で)「もう〜、なに言ってんの。信乃でしょ、シノ」(※ここ、小声で)「シノどの。すまぬ。ときに、ここは、どこじゃ?」(※ここも、小声で)「ま〜た、歴史のゲーム?それ放課後にして」(※ここ、小声で)これは、どういうことだ。わしはつい先ほどまで二条御所にいたはず。そうだ、信忠様をお助せんと火の中へ・・・だが、ここは?どこだ?「ということで、教科書128ページ。ここ試験に出るからなー。比叡山延暦寺の焼き討ち。1571年の衝撃的な事件だ」「なに!?」「もっと声落として」(※ここ、小声で)「こ、心得た」(※ここ、小声で)「信長は仏罰も恐れず、山を丸ごと焼き払った。まあ、今で言う『サイコパス』だな」「信乃どの、さいこぱすとは何ものじゃ?」(※ここ、小声で)「和訳すると、ってこと?えっと・・狂人、とか、人でなし、ってことかな」(※ここ、小声で)「なんだと!(※椅子から立ち上がる)この無礼者!」「ちょ、知花!」(※小声で叫ぶ)「ん?どうした?金森。なんだまた の血が騒ぐのか?」「明智どの、よいか。よく聞くがよい。わしもあのとき軍勢にいたからな。あのとき、延暦寺は武装した僧兵(そうへい)の集団だった。上様は、『味方にならなくとも良いが、せめて中立を守れ。さもなくば山を焼き払う』と何度も警告していたのじゃ。それを無視し続けたのは延暦寺の方であろう」「まあ、そんなことはわかっとる。オレも歴史の教師だぞ。じゃあ聞くがな、金森。どうして信長は、僧だけでなく、山にいた女子供まで切り捨てた?」「う・・それは・・・」わしとて、好き好んでそんな行為をするものか。だが、あのとき、上様に逆らえる者などこの世にはいなかった。「なんとか、女子供だけでも逃してやりたかった・・」(※苦悶の言い方)「あ、それ、テレビで見た」「しかもな、オレが許せんと思うのは、信長がそれを家来にやらせた、ということだ。自らは手をくださず、明智光秀と羽柴秀吉に命じた。これを卑怯と言わずしてなんとする」「う・・うう・・・」返す言葉もない。思い出...
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    17 mins
  • ボイスドラマ「たまゆら」
    May 8 2026
    一瞬の出会いが、未来をつくる。1986年と2026年をつなぐ、酒と記憶の物語。酒蔵に漂う香り、受け継がれる技、そして想い。母から娘へ、そして時を超えて紡がれる物語。万葉の歌に詠まれた「たまゆら」――それは一瞬でありながら、永遠に残る記憶。飛騨高山の歴史とともに描く、切なくも温かなタイムリープの物語です・・・【ペルソナ】・依羅伽/瑛里菜(えりか=母:25歳/えりな=娘:25歳/CV:山﨑るい)=市街地で老舗の酒蔵の女性杜氏。1986年と2026年に母娘として同時に存在する。母娘2代とも新しいお酒を開発してきた。新酒は90周年に向けて発売予定。名前は「大吟醸たまゆら」・静流(しずる/30歳/CV:日比野正裕)=上宝村在住。市制50周年の1986年に市街地へ【プロローグ:万葉集】◾️SE:万葉の詠み方で(少し節をつけて)『玉響昨夕見物今朝可戀物』たまゆらに きのふのゆふべ みしものを けふのあしたに こふべきものか【シーン1:1986年11月/依羅伽(市制50周年の賑わい)】◾️SE:町の賑わい(あちらこちらで「おめでとう!」の声)『50周年、おめでとうございます!』「ありがとうございます!よろしければ、できたばかりの新酒、試飲してください」『へえ〜、なんていう銘柄なんですか?』「実はまだ決めてないんです。仮にたとえるなら・・・”たまゆら”かな・・・」『”たまゆら”・・・いい名前だ』「あ、よかったら中でどうぞ」『はい、じゃあ・・・お言葉に甘えて』高山市全体が祝賀ムードに包まれた1986年11月。高山市制50周年を祝うムードが町中に漂っていた。私の名前は、依羅伽。上三之町で・・というか、古い町並で・・・ああ、どうしても言い慣れないなあ、”古い町並”・・・保存地区の選定からもう何年も経つのに・・そう、うちはその古い町並に300年以上続く酒蔵。昔からのお客さんは『加賀屋』と呼ぶ。私は、『女将』として切り盛りしている。まだまだ女人禁制がはびこる世界。うちの蔵でも少し前まで『仕込み部屋』に女性は入(はい)れなかった。私が女将になってから、強引にルールを変えたんだ。何十年ぶりかで世に出す新酒。市制50周年に間に合うように仕込んできたけど、私に言わせると、『完成』はまだちょっと先かな。まずは、このめでたい景気の中で試飲していただくことにした。最初のお客さんは、リュックを背負った青年。DCブランドっぽいトレーナーに、ケミカルウォッシュのジーンズ。地元の人・・じゃないかも・・・『いただきます・・・』店の奥で青年の声がする。私は和らぎ水(やわらぎみず)を取りに水場へ。戻ってみると、店内に青年の姿はなかった。あら、もうお出かけ?お水はいらないのかしら。結構アルコール度数高いお酒だったんだけど。町並の喧騒が木戸越しに聞こえてくる。うちは角打ちをしていないから、店の中は静まり返っていた。【シーン2:2026年5月/瑛里菜】◾️SE:店内にたくさんの外国人(雑踏)「Have a nice trip in Hida!またのお越しを、お待ちしとります!」『セ・ボン(C'est bon)!』(合成音声)おっと!フランス語やったか!ま、いいや。私の名前は、瑛里菜。古い町並に340年以上続く酒蔵で、杜氏として働く。幼い頃から亡き母・依羅伽に付いて、蔵人(くらびと)として学んできた。杜氏になったのは今年、25歳の誕生日。それだけじゃない。母が亡くなってからは『若女将』としても、店を切り盛りしている。そうそう。だから毎日忙しいのよ。さっきまで大賑わいだった試飲カウンターも片付けないと・・・あれ?まだ誰かいる?目を瞑ってお酒を飲んで・・・ってん?あんなおっきな蛇の目猪口(じゃのめちょこ)、うちにあったか?「あ〜、すっごく美味しい。・・・あれ?」「こんにちは・・」「女将さん?・・なんか・・・さっきと雰囲気変わりました?」「え・・?どういうことですか?」「さっきまで割烹着、着てませんでした?」「割烹着?そんなもん、着ませんよ」「なんで?だって・・・あれ?なんかお店の中もナウいし・・」「ナウい?」「こんなカウンターとか、自動販売機なんてありましたっけ?」「自動販売機?」「ほら、...
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    21 mins
  • ボイスドラマ「スワロウテイル」
    May 1 2026
    飛騨・上宝に眠る“失われた財宝”を巡る、ひとりの女性トレジャーハンター。その名は朱羽。またの名は”スワロウテイル”。父から託された地図、ギフチョウの痣、そして戦国時代に消えた黄金・・・点と点だった記憶がつながるとき、運命が大きく動き出す。考古学とロマン、史実と伝説が交差するヒダテン!史上、最もスケールの大きな冒険譚・・・【ペルソナ】・朱羽(CV=小椋美織)=あげは(27歳)=神岡鉱山で働いていた父の遺志を継いだ正体不明のトレジャーハンター。通称は「スワロウテイル」。右肩にギフチョウのような痣がある・静流(CV=日比野正裕)=シズル(29歳)=上宝出身の考古学者。地元の伝説伝承を調べ保護活動を続けている。朱羽にはいつも先を越されるため異常に警戒し嫌悪している・鉄兵(CV=日比野正裕)=てっぺい(故人享年38歳)=朱羽の父。生活のために神岡鉱山で閉山まで働く。一生をかけて江馬氏の財宝を探していた【プロローグ:神岡鉱山2001年】◾️SE:鉱山のガヤ〜遠くでドリルが岩を削る音、鉱石を運ぶトロッコのガタゴトという音『朱羽、ようく聞くんだ』2001年の春。パパが、私の目を見て語りかける。巨大な神岡の鉱山。5歳の私にとって坑道は、地下深く広がる迷宮のように見えた。パパの作業服は、鉱泥(こうでい)で赤黒く汚れている。『神岡鉱山はあと2か月で閉山になる』「うん」『でもな、パパはついに見つけたんだ』「え?なに?」『宝の場所だよ』「ホント?」『ああ、本当さ。パパ、いつも言ってるだろ。”上宝は宝の郷(さと)だ”、って』「上宝っておうちのとこ?」『ああ、そうだよ。神岡と上宝はね、つながってるんだ』「ふうん」『宝の場所を書いた地図は朱羽に預けるから』「どうして?」『朱羽がいないと地図は完成しないんだよ』「わかんない」『それに・・・もしもパパがいなくなっても大丈夫なように』「パパいなくなっちゃうの?そんなのイヤ!朱羽、ひとりになるのは絶対にやだ!」『心配しなくてもいい。パパはいなくならないから』「約束だよ」『ああ、約束だ。朱羽もパパと約束してくれ。今からこの地図の説明をするから、ようく聞くんだ』パパは、9つに折った地図を開く。大きな地図。両手を広げたよりもおっきい。『地図がなくてもわかるように頭の中に入れなさい。閉山するまで。あと2か月の間に』「うん。わかった」『ようし、いい子だ。こっちへおいで』これが、パパと交わした最後の言葉だった。その日の夜。全層(ぜんそう)雪崩。いわゆる『春の雪崩』が池ノ山(いけのやま)の飯場(はんば)を直撃。夜食を食べていたパパは、なす術(すべ)もなかった。「パパのうそつき」ひとりぼっちになった私はどれほどパパを憎んだか・・・だけど、パパとの約束を忘れることはなかった。【シーン1:パパの遺志】◾️SE:キャンパスの大教室「先生、その見解には地質学的な視点が欠けていませんか? 神岡の池ノ山(いけのやま)周辺は、当時から地表に鉱石が現れていたはずです。江馬氏が密かにその一部を掌握していたとしたら?公的な記録に残さず、『隠し銀』として運用していた可能性は否定できないはずです!」「それはあくまで仮説だ。物証がない以上、考古学としては認められないよ」「物証がないのは、探し方が間違っているからです」「君のシミュレーションは面白いが、『単なる願望』に過ぎない。考古学とは、出土した遺物から歴史を組み立てる学問なんだ。宝探しじゃないんだよ」15年後。私は東京の大学で考古学の教授とやり合っている。互いに顔もわからない大教室の一番前と後ろ。岐阜県から招かれた客員教授・静流。フィールドは私の故郷、上宝だという。あ〜。私、ダメなタイプだ、これ。「今日の授業はここまで。また、議論を戦わせよう」ふん。やなこった。そんなことしている時間なんてない。15年前。パパがいなくなったあと、私をひきとったのは、市街地に住む画商。高齢の夫婦だった。養父はかつて神岡鉱山で働いていたという。子どものいなかった老夫婦は私を小学校から中学、高校までいかせてくれた。卒業後...
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    20 mins
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