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育てるブランディング

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By: ID INC.
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この番組は、企業ブランディングを手掛けるID株式会社が、ブランドの育て方について話すポッドキャストです。ゼロから作るブランディングのノウハウや、クライアントと二人三脚で育てているブランドの裏側についてお話ししていきます。 #育てるブランディング ▶︎▶︎MC ・北川 巧(ID inc. クリエイティブディレクター代表取締役) ・関口 春香(フリーランス、グラフィックデザイナー&イラストレーター) ▶︎▶︎ID. inc Website ・⁠https://include.bz/⁠ ▶︎▶︎note(ポッドキャスト連動記事) ・⁠https://note.com/kitakawa⁠ ▶︎▶︎配信スケジュール ・毎週火曜日 朝7:00AM ▶︎▶︎お便りフォーム ・⁠https://forms.gle/eLWAVXnw7JNs3T6ZAID INC. Economics Marketing Marketing & Sales
Episodes
  • #023 AIが変えるVI開発 〜ロゴ・カラー提案の新しいカタチ〜
    May 11 2026

    第23話:AIが変えるVI開発〜ロゴ・カラー提案の新しいカタチ〜


    「ロゴはAIで作れる時代」と言われるようになって久しいですが、本当にそうなのか? Canva、DALL-E、Midjourney、Adobe Firefly、Tailor Brands——数十種類のロゴ生成ツールが「数秒でロゴが出てくる」世界を実現しています。でも、デザインの現場で実際に使ってみるとわかります。「出てくるもの」と「使えるもの」は全然違う。「うちっぽい」ではなく「それっぽい」になってしまうこの落とし穴の正体を、本編の入り口で解きほぐします。


    実践編の第4弾となる今回は、第9話で話したVI(ビジュアルアイデンティティ)を実務目線で再訪し、ロゴとカラーの開発プロセスでAIがどう機能するかを具体的に語ります。ポイントは「探索フェーズ」での活用。50パターン、100パターンを数分で出させて、方向性の種を見つける道具として使う。ただし、プロンプトに「ロゴ作って」とだけ書いてもいい結果は出ません。ミッション、ターゲット、ブランドパーソナリティ——前回触れたブランドオントロジーの話につながりますが、関係性を含めて言語化した上で渡すことで、AIの提案は文脈に寄り始めます。カラーについても、競合が使っていない「空いている色域」を調べさせる逆張り戦略、配色理論に基づくサブカラー・アクセントカラーの大量提案など、感覚ではなくエビデンスベースで色を選ぶ方法を紹介します。


    そして、デザイナーの価値はこの先むしろ高まるという話も。AIが大量の選択肢を出せる時代だからこそ、「なぜ丸なのか」「なぜこの角度なのか」「この色にどんな想いを込めたのか」——その意味づけをブランドの理念やストーリーと結びつけて説明できる人の価値が上がる。効率の問題はAI、本質の問題は人間。VI開発でも同じ構造です。最後に、branding.bzの3つ目のミニアプリ「カラー定義ツール」もご紹介。業種とブランドパーソナリティから、メイン・サブ・アクセントカラーの叩き台を出してくれる無料ツールです。


    【今回のトピック】

    ・AIロゴツールで「うちっぽい」ではなく「それっぽい」になる構造的な理由

    ・ブランド基盤(ミッション・ターゲット・パーソナリティ)をプロンプトに入れる方法

    ・競合と差別化する「空いている色域」の探し方と逆張り戦略

    ・AI時代に高まるデザイナーの新しい価値——「なぜこのデザインなのか」の意味づけ


    この番組は、企業ブランディングを手掛けるID株式会社が、ブランドの育て方について話すポッドキャストです。 ゼロから作るブランディングのノウハウや、クライアントと二人三脚で育てているブランドの裏側についてお話ししていきます。


    #育てるブランディング


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    ・北川 巧(ID inc. クリエイティブディレクター代表取締役)

    ・関口 春香(フリーランス、グラフィックデザイナー&イラストレーター)


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    ▶︎▶︎branding.bz カラー定義ツール

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    ・毎週火曜日 朝7:00AM


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    14 mins
  • #022 AIで「らしさ」は作れるのか?〜最先端のブランドオントロジーの構築とは〜
    May 4 2026

    第22話:AIで「らしさ」は作れるのか?〜最先端のブランドオントロジーの構築とは〜


    AIは、ブランドの「らしさ」を理解できるのでしょうか?前回、AIが作るペルソナには「感情のリアリティ」が薄いという話をしましたが、今回はその根っこにある問題に踏み込みます。「上質で親しみやすい」と書いてあれば、AIは「上質」な文章も「親しみやすい」文章も書けます。でも、「うちのブランドにとっての上質かつ親しみやすい」という、その会社だけの独特な塩梅は、まだ再現できない。なぜか——その答えのキーワードが「ブランドオントロジー」です。


    「オントロジー」は、もともとは哲学用語で「存在論」と訳される言葉ですが、近年はデータマネジメント領域で「人がどのように情報の意味を理解しているかを、AIにわかるように設計する技術・枠組み」として使われています。今回は、ブランドの知識を「事実」ではなく「関係性」として構造化する考え方を、ケラーのブランド連想ネットワーク理論や「スタバ」の連想例を使って解きほぐします。あわせて、マーケ担当者の約8割が「AI活用によるブランドの没個性化」を懸念しているという調査結果と、そこから生まれるジレンマにも触れます。


    後半では、業界の最前線で動いている2つの事例を紹介します。大広の「Brand Dialogue AI」——企業発信・消費者の声・AIの認知という3視点のギャップを構造化するアプローチ。そして博報堂の「Branded AI Agent」——ブランドを「生き物」として捉え、AIエージェントに人格を宿すソリューション。特に博報堂の中島氏が掲げる3つの設計思想(①「想い」を一人の消費者の言葉に変換する、②ブランドらしさを「形容詞」ではなく「動詞」で定義する、③知識をブランド独自の解釈で編集する)は、AI時代のブランド設計を考えるうえで非常に示唆的です。最後は「画一化されたシステムにはアノマリーが必要」という北川流の結論で締めます。


    【今回のトピック】

    ・ブランドオントロジーとは何か——「事実」ではなく「関係性」の構造化

    ・AIが「上質かつ親しみやすい」の塩梅を再現できない構造的な理由

    ・大広「Brand Dialogue AI」と博報堂「Branded AI Agent / tsubuchigAI」の最新事例

    ・ブランドらしさを「形容詞」ではなく「動詞」で定義する設計思想


    この番組は、企業ブランディングを手掛けるID株式会社が、ブランドの育て方について話すポッドキャストです。 ゼロから作るブランディングのノウハウや、クライアントと二人三脚で育てているブランドの裏側についてお話ししていきます。


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    14 mins
  • #021 ペルソナも育てる時代へ〜AI活用と感情の解像度〜
    Apr 27 2026

    第21話:ペルソナも育てる時代へ〜AI活用と感情の解像度〜


    「30代女性・会社員」——そんなターゲット設定で、本当にチームの中で同じ顧客像が共有できているでしょうか?言葉が同じでも、人によって思い浮かべる人物像はまるで違います。だからこそ、第6話で話したように「具体的な一人」まで描き切る必要があるわけですが、そこを一から自前でやろうとすると、時間も労力もかかってしまう。AIを使えば、この作業の入り口が大きく変わります。


    実践編の第2弾となる今回は、ブランド構築7ステップのうちステップ⑤「伝え方を考える」フェーズから、ペルソナ設計にフォーカス。リサーチ結果(PEST、競合ポジショニング、STP、自社の顧客データ)をAIに渡して、ターゲット層に対するペルソナを複数パターン生成してもらう。北川が実務で行っている、20パターンを出して5パターンに絞り込んでいくプロセスを紹介します。あわせて、顧客データを扱うときのオプトアウト設定や個人情報加工の注意点にも触れます。


    ただし、AIが作るペルソナには明確な弱点があります。属性や行動パターンは精度高く出てきても、「感情のリアリティ」が薄い。人が何かを選ぶとき、表向きは価格や機能で比較しているように見えて、最後の決め手は「これを使ってる自分、なんかいい感じ」という感情的な納得だったりします。化粧品やスタバの例を交えながら、AIの素案にチームで議論を重ねて「本音」を入れていく方法、そして第18話で触れた電通の「1億人AIペルソナ」と同じ発想で、自分たちでも擬似インタビューを行う方法までお話しします。さらに「ペルソナも育てる」という視点で、1年前との比較によって顧客像の変化を可視化するアプローチも。最後に、branding.bzから新しくリリースしたペルソナビルダー(カスタマージャーニーマップまでPDF出力可能)もご紹介します。


    【今回のトピック】

    ・AIに渡すべきリサーチ情報と、個人情報を扱う際のオプトアウト・加工の注意点

    ・20パターン出して5パターンに絞り込む、北川流ペルソナ生成プロセス

    ・AIが苦手な「感情のリアリティ」をチーム議論と擬似インタビューで補う方法

    ・ペルソナも「育てる」——1年前との比較で顧客像の変化を可視化する


    この番組は、企業ブランディングを手掛けるID株式会社が、ブランドの育て方について話すポッドキャストです。 ゼロから作るブランディングのノウハウや、クライアントと二人三脚で育てているブランドの裏側についてお話ししていきます。


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    ・北川 巧(ID inc. クリエイティブディレクター代表取締役)

    ・関口 春香(フリーランス、グラフィックデザイナー&イラストレーター)


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