• #023 AIが変えるVI開発 〜ロゴ・カラー提案の新しいカタチ〜
    May 11 2026

    第23話:AIが変えるVI開発〜ロゴ・カラー提案の新しいカタチ〜


    「ロゴはAIで作れる時代」と言われるようになって久しいですが、本当にそうなのか? Canva、DALL-E、Midjourney、Adobe Firefly、Tailor Brands——数十種類のロゴ生成ツールが「数秒でロゴが出てくる」世界を実現しています。でも、デザインの現場で実際に使ってみるとわかります。「出てくるもの」と「使えるもの」は全然違う。「うちっぽい」ではなく「それっぽい」になってしまうこの落とし穴の正体を、本編の入り口で解きほぐします。


    実践編の第4弾となる今回は、第9話で話したVI(ビジュアルアイデンティティ)を実務目線で再訪し、ロゴとカラーの開発プロセスでAIがどう機能するかを具体的に語ります。ポイントは「探索フェーズ」での活用。50パターン、100パターンを数分で出させて、方向性の種を見つける道具として使う。ただし、プロンプトに「ロゴ作って」とだけ書いてもいい結果は出ません。ミッション、ターゲット、ブランドパーソナリティ——前回触れたブランドオントロジーの話につながりますが、関係性を含めて言語化した上で渡すことで、AIの提案は文脈に寄り始めます。カラーについても、競合が使っていない「空いている色域」を調べさせる逆張り戦略、配色理論に基づくサブカラー・アクセントカラーの大量提案など、感覚ではなくエビデンスベースで色を選ぶ方法を紹介します。


    そして、デザイナーの価値はこの先むしろ高まるという話も。AIが大量の選択肢を出せる時代だからこそ、「なぜ丸なのか」「なぜこの角度なのか」「この色にどんな想いを込めたのか」——その意味づけをブランドの理念やストーリーと結びつけて説明できる人の価値が上がる。効率の問題はAI、本質の問題は人間。VI開発でも同じ構造です。最後に、branding.bzの3つ目のミニアプリ「カラー定義ツール」もご紹介。業種とブランドパーソナリティから、メイン・サブ・アクセントカラーの叩き台を出してくれる無料ツールです。


    【今回のトピック】

    ・AIロゴツールで「うちっぽい」ではなく「それっぽい」になる構造的な理由

    ・ブランド基盤(ミッション・ターゲット・パーソナリティ)をプロンプトに入れる方法

    ・競合と差別化する「空いている色域」の探し方と逆張り戦略

    ・AI時代に高まるデザイナーの新しい価値——「なぜこのデザインなのか」の意味づけ


    この番組は、企業ブランディングを手掛けるID株式会社が、ブランドの育て方について話すポッドキャストです。 ゼロから作るブランディングのノウハウや、クライアントと二人三脚で育てているブランドの裏側についてお話ししていきます。


    #育てるブランディング


    ▶︎▶︎MC

    ・北川 巧(ID inc. クリエイティブディレクター代表取締役)

    ・関口 春香(フリーランス、グラフィックデザイナー&イラストレーター)


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  • #022 AIで「らしさ」は作れるのか?〜最先端のブランドオントロジーの構築とは〜
    May 4 2026

    第22話:AIで「らしさ」は作れるのか?〜最先端のブランドオントロジーの構築とは〜


    AIは、ブランドの「らしさ」を理解できるのでしょうか?前回、AIが作るペルソナには「感情のリアリティ」が薄いという話をしましたが、今回はその根っこにある問題に踏み込みます。「上質で親しみやすい」と書いてあれば、AIは「上質」な文章も「親しみやすい」文章も書けます。でも、「うちのブランドにとっての上質かつ親しみやすい」という、その会社だけの独特な塩梅は、まだ再現できない。なぜか——その答えのキーワードが「ブランドオントロジー」です。


    「オントロジー」は、もともとは哲学用語で「存在論」と訳される言葉ですが、近年はデータマネジメント領域で「人がどのように情報の意味を理解しているかを、AIにわかるように設計する技術・枠組み」として使われています。今回は、ブランドの知識を「事実」ではなく「関係性」として構造化する考え方を、ケラーのブランド連想ネットワーク理論や「スタバ」の連想例を使って解きほぐします。あわせて、マーケ担当者の約8割が「AI活用によるブランドの没個性化」を懸念しているという調査結果と、そこから生まれるジレンマにも触れます。


    後半では、業界の最前線で動いている2つの事例を紹介します。大広の「Brand Dialogue AI」——企業発信・消費者の声・AIの認知という3視点のギャップを構造化するアプローチ。そして博報堂の「Branded AI Agent」——ブランドを「生き物」として捉え、AIエージェントに人格を宿すソリューション。特に博報堂の中島氏が掲げる3つの設計思想(①「想い」を一人の消費者の言葉に変換する、②ブランドらしさを「形容詞」ではなく「動詞」で定義する、③知識をブランド独自の解釈で編集する)は、AI時代のブランド設計を考えるうえで非常に示唆的です。最後は「画一化されたシステムにはアノマリーが必要」という北川流の結論で締めます。


    【今回のトピック】

    ・ブランドオントロジーとは何か——「事実」ではなく「関係性」の構造化

    ・AIが「上質かつ親しみやすい」の塩梅を再現できない構造的な理由

    ・大広「Brand Dialogue AI」と博報堂「Branded AI Agent / tsubuchigAI」の最新事例

    ・ブランドらしさを「形容詞」ではなく「動詞」で定義する設計思想


    この番組は、企業ブランディングを手掛けるID株式会社が、ブランドの育て方について話すポッドキャストです。 ゼロから作るブランディングのノウハウや、クライアントと二人三脚で育てているブランドの裏側についてお話ししていきます。


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    14 mins
  • #021 ペルソナも育てる時代へ〜AI活用と感情の解像度〜
    Apr 27 2026

    第21話:ペルソナも育てる時代へ〜AI活用と感情の解像度〜


    「30代女性・会社員」——そんなターゲット設定で、本当にチームの中で同じ顧客像が共有できているでしょうか?言葉が同じでも、人によって思い浮かべる人物像はまるで違います。だからこそ、第6話で話したように「具体的な一人」まで描き切る必要があるわけですが、そこを一から自前でやろうとすると、時間も労力もかかってしまう。AIを使えば、この作業の入り口が大きく変わります。


    実践編の第2弾となる今回は、ブランド構築7ステップのうちステップ⑤「伝え方を考える」フェーズから、ペルソナ設計にフォーカス。リサーチ結果(PEST、競合ポジショニング、STP、自社の顧客データ)をAIに渡して、ターゲット層に対するペルソナを複数パターン生成してもらう。北川が実務で行っている、20パターンを出して5パターンに絞り込んでいくプロセスを紹介します。あわせて、顧客データを扱うときのオプトアウト設定や個人情報加工の注意点にも触れます。


    ただし、AIが作るペルソナには明確な弱点があります。属性や行動パターンは精度高く出てきても、「感情のリアリティ」が薄い。人が何かを選ぶとき、表向きは価格や機能で比較しているように見えて、最後の決め手は「これを使ってる自分、なんかいい感じ」という感情的な納得だったりします。化粧品やスタバの例を交えながら、AIの素案にチームで議論を重ねて「本音」を入れていく方法、そして第18話で触れた電通の「1億人AIペルソナ」と同じ発想で、自分たちでも擬似インタビューを行う方法までお話しします。さらに「ペルソナも育てる」という視点で、1年前との比較によって顧客像の変化を可視化するアプローチも。最後に、branding.bzから新しくリリースしたペルソナビルダー(カスタマージャーニーマップまでPDF出力可能)もご紹介します。


    【今回のトピック】

    ・AIに渡すべきリサーチ情報と、個人情報を扱う際のオプトアウト・加工の注意点

    ・20パターン出して5パターンに絞り込む、北川流ペルソナ生成プロセス

    ・AIが苦手な「感情のリアリティ」をチーム議論と擬似インタビューで補う方法

    ・ペルソナも「育てる」——1年前との比較で顧客像の変化を可視化する


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  • #020 Claudeで回すブランドリサーチ〜PESTからクロスSWOTまで〜
    Apr 20 2026

    第20話:Claudeで回すブランドリサーチ〜PESTからクロスSWOTまで〜


    ブランドの土台を作るうえで欠かせない「リサーチ・分析」。しかし、中小企業やスタートアップにとって、ここに時間もお金もかけにくいのが現実です。それでも土台が雑なままだと、積み上げていく途中で方向転換を強いられたり、やり直しが増えてしまう——家を建てるのと同じで、基礎が歪めば全体が歪みます。では、限られたリソースの中でどう質を担保するか?


    今回は、前々回・前回のAI論を受けての実践編第1弾。ブランド構築の7ステップのうちステップ3「リサーチ・分析」にフォーカスし、AIをどう活用すれば「量と速度」の壁を突破できるのかを具体的に語ります。北川が普段メインで使っているAI「Claude(Anthropic)」の選定理由から、PEST分析の叩き台を数分で作る方法、競合のWebサイト・IR・SNSを読み込ませて比較表を作り、さらにクロスSWOTで戦略の方向性まで構造化させる手順まで。途中、軍事利用をめぐるAnthropic創業者の話題や、branding.bzのSTP分析ミニアプリの紹介も挟みつつ進みます。


    ただし、AIが出してくるのは「平均的な視点」。ネット上に公開された情報がベースなので、「うちは昔から東南アジアに取引先がいる」といった自社特有の文脈は入ってきません。だから、AIが作った叩き台に人間が自社ならではの視点を重ねる。収集と整理はAIへ、解釈と判断は人間へ——この役割分担ができた瞬間から、リサーチの質も、その先のブランドの輪郭も明らかに変わってきます。時短した分の時間を「考える時間」に使う。そこが、AI時代のブランドづくりの分かれ道です。


    【今回のトピック】

    ・北川がメインで使うAI「Claude」の選定理由と選好の話

    ・PEST分析をディープリサーチ系AIに投げて叩き台を数分で作る方法

    ・競合のWeb・IR・SNSを読み込ませて比較表とクロスSWOTへ展開する手順

    ・AIが出す「平均的な視点」の落とし穴と、人間が補完すべき地上の情報


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  • #019「伝える」ではなく「届ける」へ。ブランディングツール開発の原点と進化
    Apr 13 2026

    第19話:「伝える」ではなく「届ける」へ。ブランディングツール開発の原点と進化


    「どうやって作ったんですか?」「自社でツールを開発するきっかけは?」——ID株式会社が開発したブランディング支援ツール「brandcommit」。今回はその開発秘話と、AIを活用した大型アップデートについてお話しします。


    北川がブランディングツール開発に至った原点は、設計事務所時代に見た「辞書のような厚さのCIマニュアル」。その衝撃が記憶に残り、コワーキングスペース運営で様々なクリエイティブを一貫管理する必要に迫られた時、「ないなら作ればいい」という発想に至りました。最初のコンセプトは「ブランドガイドラインがスマホでいつでも確認できる場所」というシンプルなもの。しかし開発を進める中で「見られること」と「使われること」は違うと気づき、Good Jobタイムライン(社内称賛SNS)、動画学習機能へと進化。「学ぶ→作る→共有→浸透→効果測定」のワンストップ支援ツールへ。


    さらに新たなモヤモヤが。社内浸透だけでは足りない——「外に届ける」ところまでつながってはじめてブランドは完成する。「伝える」は発信して終わり、「届ける」は相手が受け取って何か感じるところまで含む。ブランディングとはまさに「届ける」の設計。そしてAIを活用した「構築」機能の追加へ。AIでコンサルの仕事がなくなる?いや逆。AIで事前整理されていれば、コンサルとの議論が本質的になり、価値が高まる。brandcommitから「branding.bz(ブランディングビズ)」へ——構築・浸透・発信の3レイヤーを一つのプラットフォームに。


    【今回のトピック】

    ・設計事務所時代のCIマニュアルとの出会い

    ・「見られる」と「使われる」の違い

    ・「伝える」ではなく「届ける」という感覚

    ・AIとコンサルは対立ではなく補完関係


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    20 mins
  • #018 AIと人間の境界線。7ステップで整理するブランド構築の新しい分業
    Apr 6 2026

    第18話:AIと人間の境界線。7ステップで整理するブランド構築の新しい分業


    「AIで理念をまとめさせましょう」「ここの画像はAIに任せましょう」——便利だからこそ、考えようとしなくなっていませんか?前回「効率化と本質の両立」について話しましたが、今回はさらに深掘り。「具体的に、どこまでAIに任せていいの?」「どこからは人間がやるべきなの?」という境界線を、ブランド構築の7ステップに沿って整理します。


    ①基本を学ぶ・②チームを作る:AIの出番は限定的。チーム編成は「空気を読む」人間の仕事。③リサーチ・分析:AI様々。PEST分析、SWOT分析、競合調査は任せて良い。ただし「収集と整理はAI、解釈は人間」。④ブランド基盤を作る:AIは叩き台まで。ミッション案を10個出させても、選ぶのは人間。悩んだ時間ほど重みに変わる。⑤伝え方を考える:ペルソナ設計やカスタマージャーニーの叩き台はAIが得意。電通が発表した「1億人分の仮想ペルソナ」の話題も。⑥ブランド戦略を実行する:タスク洗い出しはAI、優先度判断は人間。⑦評価と改善:PDCAのCheckはAI、Actionは人間。


    判断基準はシンプル。「効率の問題か、本質の問題か」——効率はAI、本質は人間。AIを使いこなすには、まず人間が「何を大切にしたいか」を持っておく必要があります。


    【今回のトピック】

    ・7ステップ別、AIと人間の役割分担

    ・「収集と整理はAI、解釈は人間」の原則

    ・電通「1億人の仮想ペルソナ」が示すAI活用の最前線

    ・「効率」と「本質」で引く境界線


    この番組は、企業ブランディングを手掛けるID株式会社が、ブランドの育て方について話すポッドキャストです。 ゼロから作るブランディングのノウハウや、クライアントと二人三脚で育てているブランドの裏側についてお話ししていきます。


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    15 mins
  • #017 AIはブランディングをどう変えるのか?〜効率化と本質の両立〜
    Mar 30 2026

    第17話:AIはブランディングをどう変えるのか?〜効率化と本質の両立〜


    ChatGPTの登場から3年以上が経ち、AIは仕事や生活の中で当たり前の存在になりました。ID株式会社もいち早くミッションに「AI×ブランディング」を掲げ、その可能性を追求しています。では、AIはブランディングの現場で何を変えるのか?そして、変えてはいけない部分は何か?——今回はその両面を整理してお届けします。


    AIが特に力を発揮する5つのポイントを解説。①大量データからのインサイト抽出(文脈を読み取り潜在ニーズを発見)、②言語化・体系化の支援(MVVの壁打ち相手として)、③クリエイティブの量産・展開(トンマナを維持した画像生成)、④ブランド浸透の測定・改善(ファネル分析の集計と可視化)、⑤パーソナライズされた体験設計(ブランドの声を一貫させるチャットボット)。一方で、「AIに理念を作らせると、平均的に良いもの=誰にも刺さらないものになる」という警鐘も。


    AIはあくまで「意志を具現化・拡張するパートナー」。調査分析、情報整理、叩き台作成はAIに任せ、価値観の選択、最終決定、「うちらしい」の判断は人間がやる。「効率」の問題はAI、「本質」の問題は人間——この境界線を意識することで、AIとうまく付き合えるようになります。効率化と本質の両立、これがAI×ブランディングの本当の意味です。


    【今回のトピック】

    ・AIがブランディングで力を発揮する5つのポイント

    ・コンテクストエンジニアリングとは何か

    ・AIに丸投げすると「誰にも刺さらない」理由

    ・「効率」と「本質」の境界線


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  • #016 MVVの混乱を終わらせる。5W1Hで解く理念体系フレームワーク
    Mar 23 2026

    第16話:MVVの混乱を終わらせる。5W1Hで解く理念体系フレームワーク


    ミッション、ビジョン、バリュー、パーパス、行動指針、クレド、フィロソフィー——全部違う意味っぽいけど、何がどう違うのか説明できますか?本やネットで調べても「ミッションは使命です」「いや、任務です」「パーパスと同じです」「いや、違います」とカオス状態。第15話までブランディングの基礎と育成編をお届けしてきましたが、ここで一度、理念体系の「整理の仕方」を深掘りします。


    北川が提案するのは、小学校の作文で習う「5W1H」を使った整理法。パーパスはWHY(なぜ存在するか)、ミッションはWHAT(何をやるか)、バリューや行動指針はHOW(どうやるか)、ペルソナはWHO(誰のためか)、ロードマップはWHEN(いつまでに)、そしてビジョンはWHERE(どこへ向かうか)——この6つの問いに当てはめるだけで、驚くほどスッキリ整理できます。サイモン・シネックの「ゴールデンサークル理論」との接続も解説。


    理念策定で「何から考えればいいかわからない」と悩んでいる経営者、MVVの違いを社内で共有したい推進担当者、クライアントへの説明に苦労しているコンサルタントに必聴の回。迷ったら5W1Hに分けて考える——北川オリジナルの整理術をお届けします。


    【今回のトピック】

    ・なぜ理念用語は混乱するのか

    ・5W1Hで理念体系を整理する方法

    ・パーパス=WHY、ビジョン=WHEREの理由

    ・ゴールデンサークル理論との接続


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